繭じゃ。 あれからもう何年たつのかのぉ。 雨に濡れたアジサイがキレイに咲いておったことだけは今でもはっきり覚えておる。 儂が高天原を追放の身となり途方に暮れて小さな神社で雨宿りをしておったら、あいつが話しかけてきおった…そう小鉄という名の猫がの。