幼子のように大粒の涙を流し、マザー・カルメルに訴えかけるビッグ・マム。それは63年前の話。まだ子供だったマム、シャーロット・リンリンは、並み外れた大きな体と力を持っていた。しかし、無邪気にその力をふるった結果、周囲に被害を与えた罪で国外追放となってしまう。そして自分たちの手に負えないと思った両親により、巨人族の戦士たちが暮らす島エルバフへ置き去りにされる。その後、マザーに引き取られ、同じように身よりのない子供たちと暮らすことになり、自分と同じ大きな体を持つ巨人族を初めて目にした。